昨日中学2年生の前で話す機会がありました。
山代にある進学塾シップス。
先日職場の無料セミナーで話してもらった寺西先生に機会をいただいて「やりたいことの見つけ方!」というお題で私より半分の歳の子たちに話してきました。
現場は大体20人程。
オンラインでは生徒や保護者が10人ぐらい参加。
今の中学生ってすごい大人。
前半は学生時代の話や理学療法士について
後半はフィリピンのカオハガン島について
中学2年生の時に理学療法士になること、高校、大学、就職先まで決めた。
なんだかんだとその道から逸れずに進んでこれたけど、中学2年生で道を決める必要はなかったなって思ってる。プランAぐらいに思って、いろんな経験を通してプランBやプランCに変更すればいいと思う。
今は情報に溢れているけど、実際に経験すること、肌で感じるってことをたくさんしたらいい。
インターネット上の情報じゃなくてリアルな声として一人の大人が経験したことを話せたらって思って臨んだけど、何が伝わったかはわからない。
質疑応答合わせておおよそ1時間。
授業の貴重な時間を使うってのとオンラインで保護者が思ったより聞いていたもんだから緊張して話したい道筋がぶれぶれ。
普段高齢者に向けて話す機会は多いから昔ほど緊張しないだろうと高を括っていたけれど、実際中学生は反応が全然違って相当な汗。
理学療法士を知らない人に一般的な内容を説明するってのが一番難しかった。
質問の内容がよかったから質疑応答が一番盛り上がった気がする。自分の経験談とか熱がこもることが一番反応がよかった。
人に伝えるとは難しいもんです。
でも自分の経験を話すってことは自分が何を考えて選択してきたか、何を感じてきたかを振り返るすごくいい機会だった。
理学療法士として何を考えて人をみているのか。カオハガンの経験で何を伝えたいのか。
話すことで改めて気付くことも多かった。
ありがとうが近い仕事はやり甲斐を見出しやすい。
絶望から光が見えた瞬間を側で見れた時はこの仕事やっててよかったと何度も思った。
オンラインで聞いていた人たちの感想がすぐに届き、保護者の方からも感想を頂くことができた。
やりたいことへの行動力と、学ぶことへの積極性。豊かさとは何か、とても大切なことを伝えていただきました。
参加してよかったです。ありがとうございました。
拙い言葉でも自分の思いが伝わっていたことが嬉しくて、私もちゃんと感想を伝えられる大人になろうと思った。
今度生徒の感想を貰えることになってるからそのフィールドバックでまた振り返えろう。
今すぐじゃなくてもどこかのタイミングで今回の話がヒットする瞬間があってくれればこの時間も無駄ではないのかな。
もっともっと面白い話ができるように、いろんな経験してこ。