Salamat〜円の周りのごえんたち〜

旅と海とお酒が好きなんだけど、やっぱり結局人が好き。

私がフィリピンを選ぶワケ ②〜ただいま編〜

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初めてのときの話。

私がフィリピンを選ぶワケ ①〜スタディツアー編〜 - えんの周りのご縁たち

 

 

 

それからの話。

 

帰国後。

 

いろんなことが変わった気がした。

 

すっごく重たい腰やったのに

自分が逢いたいって思った人に

ふらっとたーくさん逢いに行った。

 

モノクロやった世界が色づいた

なーんて何かの歌詞みたいなことを思ったりもした。

 

 

ただ、あんな心が動くような体験しちゃったから

日本でやることなすこと

ぜーんぶ薄っぺらく感じてしまったり。

 

そんなこんなで

フィリピン大好きー!

ってたくさんの人に言ってた。

 

 

 

 

大学4年の春。

 

国家試験を終えて

 

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ついに

待ちに待った

 

卒業旅行。

 

初めてフィリピンを訪れてから1年半

楽しみで楽しみで仕方なかった。

 

初めて1人での海外。

 

1年半ぶりに関空行って

いろんなことを

思い出した。

 

飛行機乗って

セブ空港着いて

なんとか1人で来れた。

 

空港でトッペルが待っててくれた。

もちろん私のことは覚えてなかったけど。

 

1人だったから

タクシーで港まで。

 

タクシーに乗ってるとき

すっごく不安だった。

 

セブの街ってあんまり得意じゃなくて

「あれ?あたしの好きなフィリピン…?」

って不安がどんどん高まって

 

フィリピンに対する期待値ばかり高めてしまってたんじゃないかって

 

タクシーに乗ってる間

すごく1人で怖くなった。

 

そんな思いを抱えながら船に乗った。

 

海を眺めてたら

星をみてたら

 

不安なんてぜーんぶ吹き飛んだ。

 

この海だけで充分。

 

海だけでもここに来た意味がある。

 

ってどんどん自分の上に被さった

いろんなものが洗い流されてく気がした。

 

そして島に着いて

ビーサンで島を踏んだとき

 

あーーーーーーこれっ!!!

 

足の裏の感覚

におい

空気

波の音

 

五感全てが島を感じた。

 

 

朝はニワトリの大合唱で起床。

夜は波の音を聴きながら就寝。

 

シャワーは雨水を溜めたものを使うから

水がすごく貴重。

 

スマホはほとんど持ち歩かない。

 

時計は要らないし

お腹が空いたな〜って思った頃にちょうどご飯。

 

ふらふらしてたら犬たちが遊んでくれるし

村に行けば子供たちが遊んでくれる。

 

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素直に生きてる。

 

そう感じた。

 

 

 

そして大好きな家族と再会した。

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顔みた瞬間に気付いてくれたのは本当に嬉しかった。

 

一緒にキルトを作った。

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不器用な私に最後まで付き合ってくれた。

 

 

 

今回はまたスモンドンに行けた。

 

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干潮の時だけ現れる島。

 

スモンドンに来ると

自分のちっぽけさをすごく感じる。

 

 

 

ツアーで来たときとはまた全然違って

ゲストの方々、ツアーの子たち、島にいる人たちとか

普段の生活では決して関わらないけど

カオハガンを通じて繋がった人たちとゆっくり話ができた。

 

日本で島のことをいろんな人に伝えても

うまく伝わらないもどかしさがあった。

 

けど、島で出逢った人たちとは

自分の感じるところを共有できた。

 

 

そしてちょうどその頃はゆうこさんとよしえさんが島に来たばかりの頃。

 

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(あたしの顔ぱんぱん…)

 

ゆうこさんとよしえさんは

今は島の男性と結婚され

出産もされた素敵な女性。

 

 

ゆうこさんはその時スタディツアーのコーディネーターをされてた。

 

人の気付きのタイミングはそれぞれ。

島でのことも、その場で感じる人もいれば日本に帰って、時間が経って、いろんな経験が重なって気付く人もいる。

手放し方が大事。

 

この言葉はとっても残ってて

今仕事しててもすごく大切にしているところ。

 

よしえさんとは一緒にお酒飲ませてもらった。

その時にその感動があったのはきっとその時だったから。

違うタイミングだったらきっと感じ方も違ったんじゃないかな。

全てのタイミングには意味があるよ。

 

私はもっともっと早くにカオハガンに出逢ってたらって思ってた。

でもきっと私がこれだけ感じたのって

大学3年のあの夏のツアーに参加したこと

あのメンバーがいたからこそだと思う。

 

 

少しずつ自分がこの島で感じることが

言語化できるようになってきた。

 

そんな“ただいま”だったかなーと。

 

これが私の2nd tripでした。

 

 

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