私が初めてフィリピンを訪れたのは
大学3年生の夏休み
あまり覚えてないけれど
なんか
今年の夏休みは変わりたいっ!
って思ってたような気がする。
そんな時
大学生協にスタディツアーのパンフレットがあって
なんかビビッと来て
とりあえず申し込んでみたのがきっかけ。
あんまり深く考えずに
でもなんかこれって思った。
カオハガン島について↓
東京ドームぐらいの小さな島。
こんな小さな島に惚れました。
スタディツアーは
私のときは16人+@で
全国の大学生や中には社会人が集まって島で1週間生活を共にする。
みんなはじめまして。
コーディネーターのすーさんは
とっても素敵な人。
無理矢理ではなく
ただ、そっと導いてくれる人。
島に着いた翌日、ワークショップで
“幸せ”や“豊かさ”についてみんなで考えた。
今だとまた違ったことを考えるだろうけど
当時は
幸せについて
- 悩みがない
- 生活に不自由がない
豊かさについて
- 余裕がある(お金、心)
- 満足している
なーんてことを考えてた。
島に来て2.3日はセブ島行ったり
クラフト作りしたり
観光気分で楽しんでた。
ってノート見て思い返す。
1番自分が深く感じたのは
やっぱり島民のお家にホームステイしたこと。
朝から夕方まで
家族と一緒にご飯作ったり
掃除したり
遊んだり
子供たちが多すぎて
どの子がどの家の子なんてわからない。
上の子が下の子の面倒を見る。
島全体で子供を育てる。
そんな風に感じた。
島民は無条件で優しい。
見返りを求めてとか
自分をよく見せるためとかじゃなく
ただ、その人のために。
ホームステイした頃から
この島の魅力を少しずつ
肌で感じるようになってきた。
その他にもこの島の魅力
大きな大きな自然。
全てを受け入れてくれる。
島も海も。
この島は生きてる。
そして豚をしめるのを初めて見た。
目を背けてたかったけど
ちゃんと見た。
そして夜のパーティーでそれを食べた。
すっごく美味しくて
涙が出た。
“いただきます”
ってこういうことなんだって思った。
その夜のパーティーは島の家族もみんな参加して
かっちゃかちゃに楽しんだ。
そんないろんな経験を通して
最後にもう一度みんなで話した。
ノートに残ってる
みんなの残した私の好きな言葉たち。
- 言葉って大切だけど大切じゃない
- 名前を呼んでもらうことの嬉しさ
- 笑顔の共有
- その人を思った気配り
などなど
スタディツアーの1番いいところは
仲間ができること。
それぞれに感じることはあって
それを共有できて
一緒に成長できる。
そんな一生の仲間ができました。
これが人生のターニングポイントであるカオハガンの出逢いでした!
と、まぁ感動のもと帰国する予定だったけど…
帰国当日
大好きな家族と感動のお別れをして
絶対また帰ってくるねと
島を離れた。
「日本に帰りたくなーい!」
なんて言いながら船に乗って空港へ。
そしたらまさかの空港で
“あなたたち乗れないよ”
とよく分からない英語で言われた。
オーバーブッキングだそうで。
さぁどうしましょ。
と、まぁいろいろ連絡したり
崎山さんが助けに来てくれたり
結局島に戻り、もう1日滞在することに。
“感動のお別れしたとこなんに…”
予定よりだいぶ早めのただいま。
島戻って家族に会いに行ったら
笑いながら
“もう1日一緒におれるならよかったー”
って。
もちろん英語とビサヤ語とボディランゲージが混ざってるんではっきり言ってることはわかりませんが、こんな感じ。
正直、帰りの船の中では
頭は日本モードに戻りつつあった。
“あぁ、あったかいお湯でシャワーできるんや。”
なんて思ったり。
でも島に戻って、島の家族の顔を見たら
“やっぱり戻ってきてよかった”
って思えた。
まさかのハプニングのおかげで
ただいまが味わえて
本当にいい経験。
やっぱり絶対帰ってこよう
ってまた思った。
これが初めてみたフィリピンの景色。
最初と最後はカイの写真もらった!